活動日誌

南禅寺庭園群の景観を壊すホテル計画

南禅寺から疏水インクラインの西側一帯は、小川治兵衛(7代目)作の庭園群が広がっています。

無鄰菴が建物とともに有名ですが、その隣で南禅寺ぎんもんどという料亭が昨年まで営業していました。そこは、かつて、近江の豪商として栄えた小林吟右門の別荘(木造2階建て)で、南禅寺ぎんもんどは、その別荘をそのまま利用した料亭でした。お庭はお隣の無鄰菴と同じ小川治兵衛作(植治)と伝えられています。

その別荘跡地に、お庭は残すものの、残りの敷地目いっぱいに(お庭のすぐ際まで・一部食い込みながらか?)4階建ての箱型ホテルの建設が計画されています。

事業者は、ヒューリックという東京の開発業者。すでに、木造2階建ての別荘は取り壊されてしまっています。

南禅寺の庭園群の景観を壊しながら、その景観の眺望を売りにしたホテルが建設されるというのですから、こんな理不尽なことはありません。

大問題になっている「民泊」営業も同じですが、自分の会社さえ儲かればいい、という市外の企業が京都市の景観や住民の暮らしを壊している現状は、行政として対策を講じる必要があります。

手前の空き地奥が小川治兵衛作のお庭

手前に木造2階建ての別荘が建っていた

(更新日:2018年08月04日)