子ども部屋(コラム・『ひぐち英明ホッとコム』)

1月24日

妻と長男(大学1年)と私の3人でテレビの時代劇を見ていた時のこと。原作が藤沢周平であり、ドラマのつくりも丁寧で、登場人物の心の機微が感じられるいい話だなあ、などと言いながら見ていました。

番組のエンディングで、出演者の名前が流れているのを見ていたら、「語り 篠田三郎」の文字が。私と妻が思わず、「篠田三郎やで」と叫ぶと、「誰、それ?」と長男。「ウルトラマンタロウやんか」と言うと「ええ、すごい。そういえば篠田っていう名前だったなあ」と納得顔。長男とは、初期の頃のウルトラマン(1970年代放送)の話題で盛り上がれます。

さて、門川市長が年末の記者会見で、コロナ禍のもとで苦しむ市民のみなさんに、今後更なる大幅な負担増を行うことを宣言しました。市長は12年前に就任した初期の頃から、国民健康保険料の値上げ、学校給食費の値上げ、保育園への補助金のカットなど様々な市民負担を押し付けてきました。

今回、記者会見の中で(コロナ禍という)「危機は変化への契機」と言って、市民への負担増の宣言を行ったことは、市民の暮らしに全く寄り添おうとしない政治姿勢を臆面もなく示したもので、許せません。

(更新日:2021年01月24日)

1月1日

長男(大学1年)は、せっかく入学した大学でしたが、昨年前半はコロナの影響で、全く大学に通えませんでした。

でも、長男は特にストレスを抱えるわけでもなく過ごしていたことをこのコラムでも紹介しました。はたから見るとだらだらすごしているなあ、と思っていたのですが、少し違ったようです。

先日、岡山の次女(高校1年)と長男が電話で話していたのですが、吹奏楽漬けの毎日できりきりまいの妹に対して「休んだらいい。ゲームしたらいい。休んだら、歌を歌いたくなる。それで歌ったらうまく歌える。考えすぎると熱が出る」とアドバイスしていました。長男もいろいろと感じながら毎日を過ごしています。

(更新日:2021年01月01日)

12月20日

長男(大学1年)が20歳になり、年金加入のお知らせが来ました。

その書類を私が開封しながら、「お父さんは、大学の時には一人暮らしをしていたから、年金の手続きは自分でしたなあ」とつぶやくと、妻が「私は親にしてもらった」とのこと。「じゃあ、あなたがしてあげたらどうや」と妻に言うと、「私もお父さんがしてくれた」と全くその気なし。横に長男もいたのですが、何も聞こえないふりでスマホをいじるだけ。自分のことなのに、我関せず、といった様子です。

さて、コロナ禍で市民の暮らしと生業に深刻な影響が出ているときに、市長が「社会的な課題の解決、これを税金で、公務員が、行政がやらなければならないという時代はもう終わっている」と公言していることは、行政の役割そのものを投げ出すに等しいものです。

市民からの切実な声が日々寄せられているにもかかわらず、何も聞こえていないかのように、我関せずという態度を貫いている様は、許すわけにはいきません。こうした公的な責任の放棄、つまり公助の投げ出しは、菅自公政権の自助の押し付けをそのまま京都市に持ち込んだもの。おおもとの菅政権に、一刻も早く退場してもらい、公的な責任を果たす政治を取り戻しましょう。

(更新日:2020年12月20日)

12月1日

次女(高校1年)は、部活の合間の時間に四葉のクローバーを4つ見つけました。3つは部活の先輩に分けてあげて、自分の分は家に持って帰ったという話を、妻と電話で話していました。

妻が次女に、「本に挟んで押し花にしておいたらいいよ」と伝えました。しかし、その四葉のクローバーは押し花にすることができませんでした。

なぜなら、次女は持ち帰る際に、制服のポケットにポイと放り込んで帰ったため、家に帰って出してみたらくちゃくちゃ。なんとも次女らしい行動と感じます。

(更新日:2020年12月01日)

11月22日

長女(大学3年)は、やっと病院での実習が始まると思ったとたんにコロナの感染が再度増えたため、実習がすべてなくなってしまい、「最悪」と言っていました。

そんな話を長男(大学1年)と次女(高校1年)にしたところ、長男は「まじめやな」との感想。次女は「やる気に満ちあふれていたから、悲しいやろなあ」とのこと。きょうだいでも、感じ方に大きなギャップがあり、面白いものだなあ、と思います。

また、次女の口から「やる気に満ちあふれていた」とのたいそうな表現がさらっと出てくるところは、なんとも彼女らしいと感じます。

さて、京都市が9月議会に、所得の低い人に重い負担押し付けようという、市税条例の改定案を提案しました。しかし、多くの市民から、「コロナ禍であまりにひどい負担増だ」との批判の声がたくさん寄せられる中で、議案の採決をさせなかった(保留させた)ことは、大きな成果です。市長の提案を議会が留保したのは、実に33年ぶりのことだそうです。市民の感覚と市長の感覚に大きなギャップがあることが見事に示されています。

その後も、負担増条例の撤回を求める署名などの運動が大きく広がっています。

(更新日:2020年11月22日)

11月1日

長男(大学1年)の後期の授業が始まっています。対面の授業とインターネットの授業が入り交ざっているようで、ほぼ毎日のように大学に行くものの、パソコン越しに家でも授業を聞いていたりします。

対面の授業を1コマ受けるためだけに、片道1時間ほどかけて大学に行く、ということもしばしばあるようで、なんとも効率の悪いことをしているなあ、と感じます。コロナ禍で仕方がないのか、それともなにか大学に工夫の余地があるのか、なんともわからないのですが、はたから見ていてモヤモヤしたものを感じます。

(更新日:2020年11月01日)

10月18日

先日の妻の誕生日。子どもたち3人から、妻に、ついでに私も一緒に旅行をプレゼントしてくれる、とのうれしい申し出がありました。

しかし、コロナ禍のもと、泊りはやめておこうということで、代わりに仕出し屋さんの料理を頼むことにしました。そうした料理は、冠婚葬祭の時などにいただくことはありましたが、我が家で頼むというのは初めてのこと。

その当日。届けられた料理は予想をはるかに超える豪華な料理。とてもおいしくいただきました。子どもたちに感謝です。しかし、どこからこんな財源をねん出したのか、それはそれで気になっていましたたが、よくよく話を聞いてみると、実は祖母がスポンサーとのこと。納得するやら申し訳ないやら。なんともありがたい話です。

さて、京都市は、コロナの影響もあって、来年は多額の財源不足になる、との予測を発表しています。厳しい財政を強調しながら、「行財政審議会」に「福祉を含むあらゆる市民サービス」の削減を検討するよう指示を出しました。一方、堀川地下トンネルバイパスや北陸新幹線のような超巨大プロジェクトは、審議会の検討の項目にすらしないとのこと。これは、国の方針をそのまま京都市に持ち込むものです。

今こそ、市民の命と生業を守る政治への転換が必要です。

(更新日:2020年10月18日)

10月5日

長野の看護大学に通う長女(大学3年)の実習(現場での体験授業)が、コロナ禍のもと、始まったと連絡がありました。その経過を長女が妻に電話で話しているのを横で聞いていたのですが、「やっと始まる」と長女は思っていたのに、最初の授業は「座学」だったから、がっかりしたとのこと。それを聞いた妻が「座学?座禅のことか?」と聞いていました。妻の相変わらずのとんちんかんな質問に、電話の向こうでずっこけている長女の様子が伝わってくるようでした。

蛇足ですが、はなの言う座学とは、大学の教室で行われている通常の授業のことです。

(更新日:2020年10月05日)

9月20日

次女(高校1年)の高校の吹奏楽部が、演奏会などで長年演奏を続けている曲に『窓の外には ~優しい心が一番大切だよ~』という曲があります。この曲は「窓の外には夢がある」という歌い出しで始まります。高校1年の時に、いじめによって命を絶った横浜の少女が、生前に書いていた詩に、先輩がメロディーをつけたものです。

「優しい心が一番大切だよ、という彼女の心が多くの方に届き、世界中の人々が笑顔になれるように」との思いを込めて、小春たちは演奏しているそうです。この演奏を聴くたびに心が揺さぶられます。演奏する子どもたちにも、大きな響きを残していると思います。

コロナ禍のもとで、子どもたちは大きなストレスを感じています。そんな中で、京都市は、小中学校の2カ月の休校期間分の授業を、残りの10カ月に詰め込むよう指示を出し、子どもたちに更なるストレスを与えています。国ですら、今年度の授業については、次年度に持ち越すことも含めて柔軟に考えるよう方針を出しているにもかかわらず、です。子どもがストレスでつぶされてしまわないか、心配されます。

今、子どもに必要なことは、心にゆとりを与えることです。一番の特効薬は、20人程度の少人数学級の実現で、先生がすべての子どもの育ちに目を配れるようにすることです。

(更新日:2020年09月20日)

9月1日

次女(高校1年)は、高校進学の際に将来したいことについて、「舞台の裏方」と言っていました。次女の性格からしたら「裏方ではないなあ」と思いながら聞いていました。

さて、高校に進学し、毎日、部活に頑張っていますが、今の高校と部活が「とても楽しい」と言っています。どうやら「自分らしく」毎日を過ごしているようです。

そこで、改めて将来について「あなたは裏方ではないと思う」と伝えると、「私もそう思う」とのこと。テーマパークなどで「(イベントに出演する)アルバイトをしてみようかな」とも言ってました。たいそうな変わりようですが、いきいきと高校生活を送れているようで、親としては嬉しいかぎりです。

(更新日:2020年09月01日)

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