長女(大学4年)から、お金の援助を求める連絡が入りました。卒業に向けての準備のための袴のレンタル費用がほしい、とのことでした。
コロナ前までは、アルバイトでそれなりに生活費を稼いでいたので、長女が、普段の仕送り以外に援助を求めてくることはありませんでした。ところが、コロナ禍では、バイトもとぎれとぎれになり、今年は、卒業に向けての実習などが忙しく、とてもバイトどころではないとのことです。
さて、毎週のように、左京各地で連帯ひろば(食糧支援&生活相談)が取り組まれています。参加されてくる方の実態をお聞きしていると、くらしや仕事の支援を必要としている方の多さと、その切実さに胸が痛みます。同時に、行政の支援の弱さに憤りを感じます。年代も、学生から子育て世代、高齢者に至るまでの幅広い世代が集まってきます。
これだけくらしの実態が厳しさを増している時に、京都市が「行財政改革計画(案)」を発表し、更なる市民負担増と、市民のための施策の切り捨てを、大規模に行う宣言をしました。あまりにも現場の実態を知らない、市民の声を聞かない市長に怒りが爆発します。
声をあげれば政治は変わります。世論と運動の力で、くらしを支援する政治へと転換させましょう。
(更新日:2021年06月20日)