妻と次女(高校1年)が電話で話しているときのこと。妻が、「ちょっとしんどいことがあった」といった話をしたところ、次女が、「相手を思った行動が裏目に出るのは一番良くないで。気持ちはわかるけどな。でも、まずはその人と話をせな」と言われたそうです。
とても的確な指摘というか、鋭いツッコミです。日々成長しています。
さて、市議会では、来年度予算案の審議を毎日行っています。京都市は例年と同じように「厳しい財政」というフレーズを繰り返しています。特に今年はコロナ禍で、市の支出が増えており、厳しさが増していると強調しています。
しかし、「厳しい財政」という言葉を額面通りに受け取ることはできません。例えば、資本金が3億円を超える大企業に対して、他都市並みの税の負担にまで引き上げるよう求めても拒否しています。
大企業を優遇しておきながら、一方で、生活保護世帯の子どもが修学旅行に行く際のお小遣い2000円を廃止するなど、ささやかな福祉の施策さえ切り捨てようとしています。
「厳しい財政」という言葉は、福祉を切り捨てるための口実として使っているものです。例年と同様であり、全く成長がありません。
(更新日:2021年03月21日)