長男(中学3年)が沖縄へ修学旅行に行ってきました。
嘉数高台では、普天間基地や離発着するオスプレイも見たそうです。持って行ったデジカメでオスプレイの動画も撮っていました。「音はすごかったか?」と聞くと「そうでもなかった。ジェット機が離陸すると物凄い音がして、近くの学校では授業が中断する、と説明があった」とのことでした。
4~5人が一組となって、個人のお宅に泊めていただいた「民泊」の修了式では、「月桃」という歌を、お礼に歌ったそうです。この歌は、凄惨を極めた沖縄戦で、多大な犠牲を出した「摩文仁の丘」や「喜屋武の岬」、沖縄戦が終結した「6月23日」に思いをはせながら、不戦の誓いを新たにしようと語りかけています。
修了式に集まった、民泊にご協力いただいた方々が、歌を聞きながら涙を流されたそうです。この涙の意味を理解することは、私たちには本当に難しいと思います。しかし、子どもたちはそれぞれに感じるものがあったのではないでしょうか。
安倍政権が戦争法案を強行しようとしている時、沖縄で平和学習ができたことは、長男たちにとって、とてもいい経験になったと思います。
(更新日:2015年06月21日)