次女(小学5年)が図書委員会の副委員長になったそうです。次女に「立候補したんやろ」と言うと、「そうや」と当然のように答えます。「そういう積極的なところがいいところやなあ」と言うと、「うん、知ってる」とのこと。この返答には「参りました」という感じです。
さて、積極性も間違った方向に発揮されると困ったことになります。安倍首相が、戦争する国づくりに「積極的」に取り組んでいるのは、国民の思いとはかけ離れており、全く間違っています。
もともと、憲法9条を改悪したい、という強い、しかし間違った思いを持って第一次安倍政権が誕生し、国民の大きな反対の声の中で短期で崩壊しました。その時の経験から、9条の改悪は前面に立てずに、昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定、さらに、その法制化としての「戦争法案」を今の国会に提出しました。
安倍政権が、解釈で憲法9条を壊すという戦略を取らざるを得なかったのも、戦争する国づくりを望んでいる人が、少数派であることの現れです。
「戦争法案を阻止しよう」という世論と運動を大きく広げて、何としても廃案に追い込みましょう。
(更新日:2015年05月24日)